IPO銘柄の初値予想の方法

電話で話すビジネスマン

IPO銘柄の初値を決める要素は市場環境、事前の人気度、基本的な需給などがあります。
これらの要素を加味して初値予想がなされますが、全てが確定的な要素ではないため初値予想はおおよその価格という事になります。
特に市場環境は最も初値に影響を与える要素です。
たとえば、直前になり直近のIPO銘柄が不祥事を起こしたなどの事件があると、IPO銘柄の信用度を著しく低下させてしまうので、一気に購入意欲が冷え込んで意外な安値がついてしまったり、海外市場で株価が急落するなどの出来事があると初値に大きな影響を及ぼします。
当然ですが、事前の人気度が高い銘柄は初値予想も高くなるのですが、人気が高い銘柄ほど、初値が高い分、その後の株価は日の目を見ないと言うケースが多くなります。
初値でその会社の将来価値までを織り込んでしまうからです。
基本的な需給は初日にどれだけの買いが見込めるか、どれだけの売り物が出てくるかで決まります。
買いは個人投資家だけではありません。
大きな買い方となるのは、インデックスファンドです。
インデックスファンドは株価指数に連動させる必要があり、大型上場であるほど初日の需給にとってはプラスの買い方として存在します。
トラッキングエラーと呼ばれる指数から基準価格がズレる事が問題となるので、上場当日の引けまでには必要な株数を調達する事になります。
そして、どれだけの売りが出てくるのかが受給では問題となりますが、大きな売り方として考えられるのがベンチャーキャピタルの売りです。
どれだけの売り物をベンチャーキャピタルが出してくるのかはわかりませんが、初日以降の株価動向にも大きな影響を与えることになりますから、株主目簿には目を通しておきましょう。

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